マイク信号を増幅して音声波形を観察する
今週の実験室
「マイク信号を増幅して音声波形を観察する」
マイクロフォンは声を電気信号に変えます。その信号をオシロスコープで観察します。
実験方法
1,前回実験のオペアンプの増幅回路の入力に、センサー用ケーブルを用いてマイクロフォンを接続します。
2,電源を入れ、マイクに口を近づけて声を出し、オシロスコープで信号を観察します。
①、マイクを手で囲って口を近づけて声を出す場合とそうじゃない場合の信号の大きさを観察します。
②、”あいうえお”の波形を観察し、正弦波に近い声を出します。
実験結果
①手でマイクを囲っていた場合の方が信号の波形が大きく観測されました。
(囲っていない場合)
(囲ってる場合)
②”お”の発声時が一番正弦波に近い波形が観察できました。
(”お”発声時の波形)
考察
オペアンプの出力に、
前々回のスピーカーの実験で組み立てたエミッタフォロア回路とスピーカーを接続すると
スピーカーから音声が鳴る拡声器ができます。
今週の部材
マイクロフォン
マイクとは、音声を電気信号に変換する装置のことです。
マイクは主に通信、録音、拡声などに利用されます。デジタル、アナログを問わず、
音声を入力する装置は総じてマイクと呼ばれます。
マイクに対して、電気信号を音声に変換して出力する装置はスピーカーと呼ばれます。