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アナログとデジタルの世界(3)

白と黒の兄弟熊は、「数字」を使った難しい計算ができます。
しかし、計算に使う砂の量を「数字」で表すことはできませんでした。
そこで灰色熊は、砂をバケツに満たし、バケツの数を数える方法を考えました。
このしくみにより、砂の量を「数字」で理解することができるようになりました。

バケツの数を教えるしくみは、電子回路のA/D変換回路に相当。

※連続的に変化するアナログ電気信号を、コンピュータが扱える0と1で表されるデジタル信号に変換する電子回路の事。

白と黒の兄弟熊には、時間をはかることが苦手という弱点もあります。
複雑な計算は、何段階もステップを踏んで進める必要があります。
しかし、兄弟熊は次の計算に移るタイミングをうまくつかめませんでした。
そこで灰色熊は、砂時計を見ながら太鼓を打ち、合図を送る方法を考えました。

太鼓はクロックに相当
灰色熊の役割は、電子回路のPLLに相当。
※連続的に変化するアナログ電気信号を、コンピュータが扱える0と1で表されるデジタル信号に変換する電子回路の事。
灰色熊の中に生まれた白黒兄弟熊は、自分達の長所を伸ばして大成功しました
  
けれど、白黒兄弟熊大成功の陰には灰色熊の知恵がありました
   
彼らはもともと同じ仲間 手を取り合い高度で豊かな文明を築きましたとさ ・・・ めでたし めでたし
補足
社会は、アナログ技術による物理的制御と、デジタル技術による情報処理・最適化の融合により、持続的な技術革新と発展を遂げてきました。

白と黒の石で表した情報は耐久性が高く、情報の保管に向いていました。

アナログは物理的変化の記録のため経年劣化で品質低下、デジタルは離散的な数値データの記録のため経年劣化に強い。
デジタル情報は、非劣化性、可搬性、冗長性、検索性、暗号化、バックアップなど多岐にわたるメリットがあります。

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