アナログとデジタルの世界(3)

白と黒の兄弟熊は、「数字」を使った難しい計算ができます。
しかし、計算に使う砂の量を「数字」で表すことはできませんでした。
そこで灰色熊は、砂をバケツに満たし、バケツの数を数える方法を考えました。
このしくみにより、砂の量を「数字」で理解することができるようになりました。




白と黒の兄弟熊には、時間をはかることが苦手という弱点もあります。
複雑な計算は、何段階もステップを踏んで進める必要があります。
しかし、兄弟熊は次の計算に移るタイミングをうまくつかめませんでした。
そこで灰色熊は、砂時計を見ながら太鼓を打ち、合図を送る方法を考えました。






白と黒の石で表した情報は耐久性が高く、情報の保管に向いていました。

