E-Station でLEDを光らせる
今回の実験
■実験手順
①回路の作成
以下の回路をブレッドボード上につくります。
②動作確認
電源を投入し、LEDが光ることを確認します。
③実験
1.抵抗Rの値を1kΩを基準に、100Ω・300Ω・10kΩに変更し、LEDの光り方と電流の変化を観察します。
2.LEDには極性(短い方がマイナス極、長い方がプラス極)があるので、極性を逆に配線した場合にどうなるかを観測します。
■実験結果
・抵抗R 1kΩのとき
電流値 3.15mA
・抵抗R 100Ωのとき
電流値 23.4mA
・抵抗R 300Ωのとき
電流値 9.40mA
・抵抗R 10kΩのとき
電流値 0.33mA
・LEDの極性を逆にしたとき
電流値 0mA
観察結果から
抵抗が大きくなると、LEDに流れる電流が小さくなり弱く光ります。
逆に抵抗が小さくなると、LEDに流れる電流が大きくなり強く光ります。
またLEDの極性を逆に配線すると、電流が流れずLEDが光らないこともわかりました。
抵抗を変えることで、LEDの光り方が目に見えて変わっていくので、非常にわかりやすく楽しく実験を進められました。
今回の実験部材
LED
LED(エル イー ディー)はLight Emitting Diodeの略です。日本語では発光ダイオードと言います。
電流を流すことで発光する小さな半導体チップを樹脂で覆った光源です。小型、軽量、高い視認性、速い応答速度などの特徴を持つことに加えて、長寿命、低消費電力、水銀など有害物質を使用しないなど環境にやさしい部品です。