第13回:エンジニアの心構え
今回は「エンジニアの心構え」についてのひとり言です。
長年エンジニアとして働く中で、多くの優秀なエンジニアと仕事をする機会がありました。
その経験から、成長し成果を出し続けるエンジニアには共通する考え方や姿勢があると感じています。少し偉そうに聞こえるかもしれませんが、一人の経験談としてお読みいただければ幸いです。

前提として、この心構えは派遣・プロパーを問わず共通のものであり、エンジニアを評価するうえで重要な要素になることもあります。
優秀なエンジニアとは単に技術力が高い人ではなく、自ら考え、行動し、お客様やチームに価値を提供できる人だと考えます。
エンジニアも企業人であり、最終的な評価は貢献価値の大きさで決まります。
派遣エンジニアは指揮命令を受ける立場ゆえ受け身になりがちですが、指揮命令には「作業指示」だけでなく「目標達成の指示」もあり、立場に関わらず主体的に目標達成へ向かうことが期待されます。
重要なのは次の6つの観点と考えます。
①目的を理解して仕事をする
——単なる作業者の気持ちではなく、プロジェクト全体とのつながりを意識し、自身のタスク全体の目的達成の計画を立て行動する。

②当事者意識を持つ
——与えられたタスクの目標達成のため、受け身ではなく主体的に行動する。

③報告・連絡・相談を徹底する
(チームで成果を出すことを意識する)
——エンジニアの仕事は、専門性や役割の異なるメンバーと連携しながら成果を生み出すことです。

開発は日々、課題・問題・リスクにさらされ、内部・外部の変更も発生します。そのため主体的な報連相がプロジェクトの成功には欠かせません。
特に、その組織やプロジェクトの経験が浅い方は、以下の観点で自身の活動を見せ、また関連するエンジニアの報告にも注目しましょう。
-1.自分の担当範囲は、全体の機能やほかのエンジニアの担当範囲と密接につながっており、
互いに影響し合うことが少なくありません。
連携部分で認識の食い違いが起きないよう、「理解できたこと」と「まだ理解できていないこと」
を切り分け、こまめに仕様の確認や共有を行う。
-2.設計進捗を継続的に共有する
-3.課題・問題・リスクを報告する
(自分では難しいこと、時間がかかりそうなことも正直に共有し、解決策の提案も含めるとベター)
④お客様視点を持つ
——お客様の困りごとを理解することが、質の高い仕事につながる。

⑤課題発見と改善提案を行う
——より高い品質・性能や、より効率的な進め方はないかと常に課題意識を持ち、その解決策を提案する。

⑥学び続ける
——技術は進化し続けるため、現在の知識や経験に満足せず、新しい技術・考え方・知識を吸収し続ける。

最後に 気負わずいきましょう。今日のどれか一つを、明日ちょっと意識するだけで十分です。その積み重ねが、なりたい自分に近づけてくれます!